桜鬼【完】 続編気まぐれ更新中
「結城くん。羽琉は、私の双子の兄貴なの」


「はっ?マヂ?」


「おぅ」


偉そうな返事のわりには、不思議そうな顔をしている羽琉


そりゃそうだよね…


「…羽琉。これ、何か分かる?」


そう言って、私は左腕の袖を捲り上げた


「えっ………?しかも………青?」


「桜鬼総長一ノ瀬 恋」


「はっ?」


「雅紀くんは、桜鬼前総長。んで、結城くんは桜鬼前副総長」


「…マヂ?」


「マヂ。だから、明日から桜鬼メンバーがぞくぞくと入ってくる。そこで、私と話したら勘違いして鬼龍がやられるの」










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