恋…焦がれて…。


「でもさぁ…たかが案内しただけなのに覚えてくれてるなんてぇ…♪」

「なっなにぃ!!?」

「なんでもない♪(笑)」

「変な千夏!」

「変とは何よぉ!!変とは!!!」

「だって変なんだもん(笑)」

あっという間に別れ道まで来てしまっていた

「じゃぁ!また明日ねぇ」
「うん♪」

「柚子!明日も体育館行ってもいいからねぇ♪」

「なっなんでぇ?」

「なんでもないよ♪バイバイ」

千夏は楽しそうに帰っていった

柚子も帰り着いた

「ただいまぁ」

「おかえり、柚子。いい部活はあった?」

「うーん…何種類かあってまだ分からない…」

「教室まで案内してもくれた子!かっこよくなかった?」

「千夏も言ってたよ!」
< 17 / 143 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop