゚*。林檎。*゚

そよ風が林檎の頭を優しく撫でるように吹いている。

「ねぇピピ、パパとママ
は喧嘩ばかりして…私はどうすればいいの?」


泣きべそ顔の林檎のほっぺを、ピピがペロペロ舐めた



「くすぐったいよ!」

林檎はピピを地面に降ろした。


顔を上げると目の前に、大きなリンゴの木が見えた。

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