本気でハマった女
どこか安心させてくれる実夢は、また別の笑顔やな。そう思いながら席に着き俺は、話を切り出した
「亮と恭平さんに話があんねん。実夢のことなんやけど」すると話の途中で亮が
「まだ嫁には、やらないぞ!!」


「ちゃうわ!!いや違くないけどな!まだ結婚申し込むじゃないねん!最後まで話し聞けや!ホンマに実夢のことになると大人気ないな〜」


「当たり前だ!!可愛い可愛い妹だからな!で?なんだよ改まって。」


「実夢?実夢にも話しとくから聞いててな。実は、実夢の名前が掲示板に書かれてるらしいねん。で、多分これから大変なことになるんやないかな?と思って先に亮と恭平さんに言っておこうと思ってな。」
実夢を見ると青ざめてる?そう思い頭をなでた。


「は!??なんで、名前書かれてるんだよ!?」


「ん?多分実夢の元カレかな?と思う。実夢と俺が一緒にいるって書いてあったからな〜あっ!ばったり会った笑っ
な?俺平気なんやけど…なんやろ?胸騒ぎしてるから話しとく。」


すると恭平が
「意外に冷静だね?ホストなら焦るでしょ?」

「俺普通やないから笑っ
もし切れても新しい客がつくやろ〜世の中そんなもんやで?離れてくやつは、それでいいねん笑っ」


すると実夢がいきなり
「ごっごめんなさい………実夢と関わったりしたから……」
は?なに言ってんねん!?そう思って実夢に話しかけようとしたら、葵さんが
「実夢ちゃん?それは、魁くんに失礼だよ。魁は、実夢ちゃんが好きで実夢ちゃんと一緒に居るの。実夢ちゃんも同じ気持ちでしょ?障害は、付き物なの。だから、大丈夫だよ。それより…発作大丈夫だった?」


「発作?」俺は、実夢を見た。
発作?なんのことや?


「まだ話してないの…」
そう実夢は、呟いた


葵さんが実夢の頭を撫でて
「実夢ちゃん?大丈夫だよ。頑張ったね!!少し部屋で休んで来ようか?魁には、亮から発作のこと話すから。ね?魁もいいでしょ?」


「はい大丈夫やけど……実夢大丈夫か?体調悪うなったならゆっくり休んでろや。話し聞いたら、部屋行くから。」
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