本気でハマった女
『意外やな?亮のことだからもっと凄いマンションに住んでると思ったんやけど…』

『亮は、稼いでるけど贅沢するのは、たまに行く外食ぐらいだよ笑っ あとは、贅沢してないよ。』


『ほんまに?』


『うん!だから、毎日自炊なんだよ。』
5階建てのマンション。
古くもなく新しい訳でもないマンション
ここで亮と実夢は、暮らしている。
実夢と亮は、このマンションの5階に住んでるらしい。
エレベーターに乗って角の部屋に進むと


『ここ♪余りキレイじゃないけど…入って♪』
実夢が玄関のドアを開けて俺は、部屋に入った。入り口の右側に小型ホワイトボードが置かれていた。そこには〔20日 15:00帰宅予定 亮〕と書かれていた。


『それ2人の帰宅時間とか書くの変でしょ?』


『いや意外なんやけど…』


『亮は、妹にはマメなんだよ笑っ』
玄関入ってすぐの所に扉が左側とその少し先の右側に扉があった。


『左側がトイレとお風呂場で、右側が実夢の部屋だよ♪取り合えずコーヒーいれるからリビングに行こう♪』
そう言って俺の手を引っ張りリビングに入った。
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