本気でハマった女
亮に手を引っ張られながら家に帰宅した。
「ん?ドアあいてるな…」
その瞬間勢い良く扉が開き中から男が飛び出してきて走り去って行った。


亮は、私の手を離して中に入り
「実夢!来るな!」そう言った。



でも、私は中に入って見た。
いつもだったら私を一目散にお出迎えしてくれるミルクが床に倒れてる



その横に落ちてる血…
ミルクが犯人に噛みついたんだろう…



テーブルの上には、ヒロの家に置いてあった私の荷物と〔鍵は、捨てろ〕そう書いてあった紙があった。



ヒロは、私の愛犬を嫌っていた
なつかないから…



ミルクごめんね…私が運ばれなかったらこんなことにならなかったのに……


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