ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~
page15※3歩近づいては、2歩遠のく?!
【kie※side】
「えぇーーー?!」
ちょ、声大きい。
「なに?!え?!どーいうことよ?!」
年が明けて、学校が始まった。
「そのまんまの意味…だけど」
麗奈にクリスマスのことを聞かれたから、嘘偽りなく話したらこの有り様だ。
「嘘でしょー?!クリスマスは遠出するって、言ってたじゃない!」
「いや…そのつもりだったけど」
今年のクリスマスは、ワンが商店街の福引きで当てた、温泉旅行に行くはずだった。(←第15話参照)
しかし当日、ワンの弟の学くんが熱だしちゃって。
両親は親戚の結婚式で、前日から不在だって言うし。
やむなく中止。
あたしも看病に行こうかって言ったのだけど、うつっちゃ駄目だからって、アッサリ断られた。
「お泊まりはおろか…会ってもいないだなんて…」
「れ、麗奈…?」
「クリスマスまで逃したら、アンタらいつヤんのよ!!」
「ちょ、なに言ってんの?!」
大声で、余計なお世話だっつーの!
「えぇーーー?!」
ちょ、声大きい。
「なに?!え?!どーいうことよ?!」
年が明けて、学校が始まった。
「そのまんまの意味…だけど」
麗奈にクリスマスのことを聞かれたから、嘘偽りなく話したらこの有り様だ。
「嘘でしょー?!クリスマスは遠出するって、言ってたじゃない!」
「いや…そのつもりだったけど」
今年のクリスマスは、ワンが商店街の福引きで当てた、温泉旅行に行くはずだった。(←第15話参照)
しかし当日、ワンの弟の学くんが熱だしちゃって。
両親は親戚の結婚式で、前日から不在だって言うし。
やむなく中止。
あたしも看病に行こうかって言ったのだけど、うつっちゃ駄目だからって、アッサリ断られた。
「お泊まりはおろか…会ってもいないだなんて…」
「れ、麗奈…?」
「クリスマスまで逃したら、アンタらいつヤんのよ!!」
「ちょ、なに言ってんの?!」
大声で、余計なお世話だっつーの!