鬼守の巫女

昨日、土室さんの部屋から戻った後、すぐに眠ってしまった。

翌朝目を覚ますと私の部屋の机には美味しそうな朝食が用意されていて、部屋の壁に真新しい制服が掛けられていた。

それに着替え朝食を食べていると、身の回りの世話をしてくれていた女の人から木住野さんが玄関まで迎えに来ていると聞いた。

鞄を手にすると急いで玄関に向かい……今に至る。

……どうやら今日も学校に行くらしい。
< 399 / 912 >

この作品をシェア

pagetop