鬼守の巫女
「今回満点は一人。……瑠愧、よくやったな。流石だ」
その魏戎の言葉に瑠愧は無表情のまま立ち上がり、彼の手から花丸の付いたテストを受け取った。
「……ま、満点?すごいね」
そう言って隣の瑠愧に小声で話しかけると、「そう?」と瑠愧は不思議そうに首を傾げる。
それから魏戎は次々に生徒達の名を呼んでいく。
「83点……魅麗」
「な~んだ……結構出来たと思ったのに」
点数が不服だったのか、魅麗は不満気に息を漏らし、テスト用紙を机の上に放った。