白黒プリンスと囚われのメイドさま
美紗緒は朝食の食器を下げて、厨房の下がる。
未だに…沈黙モード。
「!!?」
「失礼します」
柚木が食間に入って来た。
いつも落ち着きのある柚木。
血相変えて…慌てた様子。
何があった???
「どうした?柚木」
「美紗緒さんは?」
「美紗緒は厨房だ」
俺は椅子を立ち上がる。
「先ほど、病院から電話がありました。美紗緒さんの母親の容態が急変したようです」
「!!!?」
美紗緒の母親が!!?