白黒プリンスと囚われのメイドさま

 邸宅を抜けて、一般道に車は入るが、信号一つ通り過ぎ、坂を上がれば俺の通
う私立明和学園高等部に到着。


 時間にすれば約10分の距離。



 車から降りた俺に咲弥が「いってらしゃいませ。蓮さま」と会釈。



 俺は何も言わず、他の生徒たちに紛れる。


 最初から咲弥は俺のパンダ好きを知っていた。


 ヤツから…パンダのぬいぐるみをプレゼントされた。


 俺のステファンと同じoo動物園のオリジナルパンダ。


 少し違うが…ステファンと同様に可愛がっている。


 名前はマーガレットと名づけ、マーレと呼んでいた。



 「おはようございます…蓮さま」


 セレブの中でも校内一のセレブ如月の御曹司の俺を生徒も先生も誰もが…敬い…頭を下げる。



 今日もすがすがしい1日が始める。


 

 


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