君にホームラン

「このまま…時が止まっちゃえばいいのに…」


梨紗がそっと呟く。


「さ!じゃあ私病室戻るね。また!」


「あ…あぁ…」


去っていく梨紗を見送って俺も立ち上がる


この時…

梨紗がなぜあんな事を言ったのか

俺にはわからなかった


気づくべきだったー…
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