最強彼氏と最強彼女
「ヤバイんやないか?」




俺はそう思い蛇口をひねって水を止めると、女の子に近づいた。




「離したれや。嫌がっとるやないか。」




男の腕を掴んだ。




「お前には関係ないだろーが。あっち行ってろ。」




まぁ関係ないけどな。困ってる奴ほっとけんやろ。俺は男の腕を掴んでいる手におもいっきり力を込めた。




「いでーーー。」




「てめぇーーー。」




女の子の腕を掴んでいた男と一緒にいた男が殴りかかってきた。




「危ない!!」




女の子がそう叫んだ。安心せぇ。こんな奴どーって事ないわ。












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