狼クン達のオリの中②【完】
あたしの言葉に。



綾瀬涼は、眉間にしわを寄せ。




「なんだよ。
その答え」



嫌悪感を露にし。




「バーカ。
オレを誰だと思ってるんだよ。
綾瀬涼だぜ?
できないわけ、ないだろ」



挑戦的な眼差しをあたしに向け。




床に倒れこんでいた麗奈先生に手をさしのべ。




「先生。
オレ、モデルやりますよ」




色気を全開にして、微笑んだ。
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