狼クン達のオリの中②【完】
「言ったでしょ?」



あたしを引きずりながら。



綾瀬涼のいる32階の廊下を歩き。



一番奥の、さっきの部屋に、鍵を差し込む。



「ボク。
男だって」



愛らしくかわいい顔であたしを見下ろし。



「力でボクに敵うわけ・・・ないじゃん?」



あたしを連れて部屋に入る。
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