天国への階段 ―いじめ―



心の中で何かが眩しくきらめいた。




何億分の一の確率で、私たちは出会った。
それを奇跡だと言って、喜んでいいだろうか。
まりあは、それを嫌がりはしないだろうか。




いつの日かの私はそう思って胸を痛めた。
けれど、まりあは今、生きる意味だけじゃなく、その答えも私にくれた。




この奇跡を、良かったと言ってくれた。
私は、喜んでいいのだ。まりあと出会えた奇跡を。まりあは、嫌がりはしなかった。
 



嬉しい。
 



ただ、そんな感情が溢れる。嬉しい。嬉しい。








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