コンプレックスラブ~50㎜の勇気~
上川さんには…ほかに好きな人がいるなんて…。
僕は放心状態で駅に着き、そのまま電車に乗った…。
へこみながら自宅に帰っている僕はいつの間にか泣いていた。汗のように流れる涙が止まらなかった…。

「上川さんはきっと俺より良い男の方が好きになるよな~…でも…でも…世界中の誰よりも俺は上川さんが好きなんだ…世界中の誰よりも俺が…。」

…でも…好きという気持ちがますます溢れてきて…
諦めることなんか… 出来なかった…
< 45 / 73 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop