詩吟う日に仰ぐ空
囁く言の葉
笑って
大丈夫
此処にいるよ

悪戯に
微笑んで
背を擦りながら
君がくれた言の葉

彩りのない世界に一人
取り残され
佇んで泣いていた私を
君がくれた言の葉が
ひどく優しく温かいから
きっともう一度
立ち上がる事が出来るはず

光を取り戻したとしても
君は傍らにいてくれる?

君がくれる言の葉は
ひどく優しく温かい
けれどその半面
未来(さき)の不安を与える

すがる事しか出来ない私を
どうか
君の方から愛想尽かして
去って下さい
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