19の夏~私の愛した殺人鬼~
シャキーンッ!
と、バッチリ効果音まで自分で付けて、
「いただきます」
と、おきまりのセリフ。
そして一口、口に運ぼうとした瞬間――。
バタンッ!!と、ものすごい音と同時に、
「藤堂!! 行くぞ!!」
と新田の怒鳴り声が耳をつんざいた。
「は……はい!?」
突然のことで目を見開き、持っていたマイ箸を床に落としてしまう。
あぁぁ! お気に入りの金粉箸がっ!
と、慌ててしゃがみ込んで取ろうとした所を新田が勢いよく踏みつけた。