19の夏~私の愛した殺人鬼~

 ネコが答えるが早いかどうか、冬我は車のキーを握り締めて立ち上がった。


「喫茶店に行く」


「今もまだ営業してるのか?」


「そんなもん知るかっ!」


 考えるよりも行動が先だ、さっさとプレハブを出る冬我の後をネコがゆっくりとついて行った……。

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