一途なカラダ。
―――――

シャアアアア

キュッ

チャポン

「………はぁ。」

シャワーだけのつもりだったけど、やっぱりお湯に浸かって正解だったかも。

あんな短時間でお風呂沸かしてくれるなんてやっぱりお母さんはすごい。

だけど…。

あたしはそんな事してもらえる子じゃない。

お母さん。

あたし、シちゃったよ。

慶斗以外の人と。

彼氏でも好きでもない人と。

お母さん、慶斗。

ごめん、ごめん。

「ごめんなさい。うっ。」

やだ、まだ涙が出る。

情けなくて、悔しくて。

だけどやっぱり泣く資格なんてないんだよ。

だけど、だけど…今だけは泣かせて……。
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