春夏秋冬
「桜さん、大丈夫ですか?」
優は隣を歩く桜さんに声をかける。広大な敷地だが、やはり人は多い。桜さんは笑顔を浮かべ、
「ええ。この前みたいに人がギュウギュウ詰めじゃないから、大丈夫」
「疲れたら言って下さいね。すぐに休憩しますから」
「ありがとう」
そして優達は張り切るいつきと美佐さんに続き、店へと向かった。
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