春夏秋冬
「桜さん、私の事好きですか?」
「…ええ」
「なら、私は待ってます。桜さんがまた私に会ってもいいと思えるようになったら、連絡を下さい。それまで待ってますから」
「そんなのいつになるか…」
「いつまでも待ってます」
「……」
神様…。
「それじゃあ、また」
「また」と言って優は帰って行った。
優が画面から消え、桜はその場に泣き崩れた。
神様、もう一度、たった一度でいいから優に会わせて下さい。
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