僕等の透明な夏

目を擦りながら姫乃が台所に顔を覗かせた。

『あ、おはよう。早いね』

「なんか起きちゃった。お姉ちゃんこそ何やってんの?」

姫乃があたしの作っている卵焼きをじいっと見た。

「お弁当…?」

『うん』

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