片想い
「もうすぐ卒業かー」


「早いね」


「嫌や〜!!まだ中学生でいい」

「前まで、早く大人になりたい!!とか言ってたくせに」


「あれはー」


「先生と少しでも似合うため」


「その通りです」


「でも…」


『いくら歳をとっても相手との
歳の差は縮まない』


あたしたちの声がハモる。


「先生のこと好きだったこと絶対忘れられないね」


「そうだね」


「同窓会で先生の話しようね」


「気が早いね(笑)」


「いいのー!!」
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