〜流れ流れ 心唄〜




目を覚ますとお父さんとお母さんが目に入った。

しばらく、ボーっとしていたが頭が覚醒すると此処が病院で自分が倒れた事を思い出した。


「えと……、私、なんで倒れたの?」

笑って聞いた。


まさか、自分がこれから苦しい日々を過ごす事が起きるなんて想像しなかった。
だから、お母さんは『何でも無かったわよ。人騒がせさせて……。』って笑い、お父さんは『ほら、奈美が部活から帰ったって連絡来たぞ。』って呆れたかんじで帰ろうと促すと思ってた。





だけど、お父さんは黙って目をつぶり、お母さんは苦々しい表情になった。










嫌な感じがした。







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