やっぱり君には敵わない
普通そこは…


好きだよ…来夏…

だろーーが!

「好きだよ…来夏…」

そうそう…


……うそーー!?


「か…海樹?」

「ん?」

ん?って!
海樹は私の言葉を待つように私の肩に顔を乗っけた。


…海樹が甘えてるー!
キュキュキューン!


「嘘…じゃ…ないよね?昼間みたいに…嘘だよ…とか言わないよね?

私馬鹿だから…


海樹の言葉…

信じちゃうよ?」




「信じて…





来夏が好き…」

夢みたい…


「………たしも」


「ん?聞こえないよー」馬鹿!
絶対聞こえてるだろ!


「海樹…


好き…だよ?」

「…俺のほうが
もっと好き…」


「////」
「あっ照れてる。
可~愛い」


………やっぱり君には
敵わない。

END
< 12 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop