約束


そう笑顔で言い残して
直哉は風と共に
消えていった・・・


「アタシも幸せだよ・・・」


さっきの風で
足元に一通の手紙が転がってきた


そこには
[里桜へ]と 書かれてあった

間違いなく直哉の字・・・



アタシは拾って
中を見た・・・


アタシ宛ての手紙と
二人で写ってる写真・・・


涙が再び
静かに零れ落ちた


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