お嬢様とお坊ちゃまの恋が見られる魔歌学園生徒会役員達♡
「俺はかなの事、好きだよ。でも、かなは……」
「わたしは、れんの、ことが……すき」
れんが嬉しそうに笑う。
「ありがとう、嬉しいよ」
れんの顔が迫る。
れんの唇が私の唇に重なった。
また、幸せな時間が戻ってきたね。
明るく、暖かい、幸せが……。
そして、私達はこの日の内に退院した。
私もずいぶん声が出るようになった。
でも、足がうまく動かないので、車椅子生活が少し続く。
でも、幸せだった。