トモくんとチハルちゃん
「「乾杯ー!!」」
勢いよく、グラス同士がぶつかる。
今日は、トモくんの同僚の人達との飲み会に誘われた。
なぜ私なんかが…?なんて思っていたけど、飲み会には他の人の彼女さん達も来ていて、少し安心していた。
「チハルちゃん、大丈夫?」
トモくんは、私がこういう場が苦手な事を知ってるから、すごく気にしてくれていた。
「うん、大丈夫。楽しいよ。」
って言いつつ、人見知りなんだよなぁ、私。
仲良くできるかなぁ…。
少し不安な気持ちでいたら、隣に座っていた女の人に声を掛けられた。