隣のいじめっ子。


「・・・大丈夫?」


無造作に立てられた栗色の髪

肌は白くきめ細かくて

少し高い鼻にキリっとした目。


―――・・・・・・かっこいい。


一人ボーっとしてると


「おーい?」


彼は手を左右に振った


「あっ…えっと、あの・・・ごっ、ごめんなさい・・・」


人と話すの苦手だから

どうしても噛んでしまう。


「あははっ、僕も新入生だからタメでいいよ?」


「いやっ、あの私・・・対人恐怖症で・・・」


「あー、そうなの?
だったら、掲示板行けないね?
僕が見るついでに君のも探してあげようか?」


なんて優しい人だ・・・!!!


「ぜひっ、ぜひお願いしますっ・・・!!」




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