”ただ、愛されたかった…”
 「あなたは、躾けがされてないわね。」

 この言葉は、心に刺さった。

 住み込みの時、先生に、

 いつも、言われた言葉…。

 半分は、先入観から出た言葉だと、思う。

 …家庭の事情を、知っていたから…。

 こういう傷つける事を、

 ズケズケ言える人に限って、

 何にも、自分ができてなかったりする。

 
 
 半年たっても、一年たっても、

 先生との距離は、

 縮まらない。

 本当に相性が、悪かった…。


 褒められた事、一度もない。

 不思議なくらいない…。



 でも、先生のお母さんとは、

 相性が、よかった。

 先生のお母さんは、

 好きだった。
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