秘 め ご と 。
「…独占欲強いと思われてもしかたがない。それくらい俺…自信無いから」
私が無言だったことで不安になったんだろう。私の顔を見ずに再び、肩に顔を埋める。
不安にさせたことに罪悪感を感じた。
「…ふ。男の名前出したり、男といれば先生が妬いてくれるかなあ、とか考えてました」
弱気になってる可愛い先生のほっぺたにキスをする。
「…なぜ意地悪ばかりする」
少し赤くなりながらも、私を睨んでくる先生。
…顔赤くして言われても迫力無いよね。
「表情を崩す先生が…可愛くて」
つい、と私が困ったように微笑むと先生は鋭く睨みつけてから
ふいと視線を外してくる。
むつけた先生。
…可愛すぎ