秘 め ご と 。


優しい先生に罪悪感が募り、涙が流れた。


「ーっ。…んっ」


堪え切れなくなって声が出る。


私の涙に気付いた先生は、唇で涙を拭ってくれた。


「…チュ…」


でこチューなんて先生らしくなさすぎて

笑えてきたけど、


先生なりの精一杯の励まし方にまた、涙が溢れた。



「…ぐす…。せん、せ?ありがと…。」



この体制じゃ、狙ってなくても上目遣いになってしまう。



「…んあっ…んんっ」



私の行動が、先生に火を点けてしまったらしく、さっきの優しさは無くて


いつもより、余裕の無い先生に抱かれた。



< 34 / 218 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop