駆け引き×スクープ!!
ーバァァンッ!
「……!!」
鉄格子が折れ、
辛うじて立っていた私の脚は、限界で
栗塚さんの胸へ、
崩れ落ちた。
「……っと」
栗塚が私を支えてくれて、
静かに床へと座りこんだ。
「…五生、工場長が……」
私は、倒れている“ソレ”を指差した。
「わかってる」
なるべく私に見せない様に、自分の胸に私の頭を置く。
瞬間、足が自分の顔の前に来たと思ったら、
栗塚さんが、私を抱えて走っていた。