盃に乾杯!?
何でこんなに、
すれ違う生活になっている?


やっぱり私のせいだよね。


私はそのときから、
段々と食が細くなっていた。


「食べてる?」


「うん?」


学校の昼休みの時に、
菜々が私に聞いてきた。


「どうして聞くの?

ちゃんと食べてるじゃない?
菜々の前だよ。」


「香澄・・・。」


菜々は何だか
知った顔をしていた。


私と大杉の間にある
訳の分からない空気間。
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