盃に乾杯!?
「菜々?」


「何?」


「香澄を見ないけど、
一体どうしているんだ?」


「さあ?」


「大杉に聞いたら?」


「アイツ、
今度襲名披露の為に、
学校にこれないんだ。」


「そうなんだ。」


「香澄は知っている?」


「黙っているはずだ。

襲名披露がきちんと
決まったら話すと
言っていたんだ。」


大変な事になっている
私を菜々と加藤君は知らない。


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