盃に乾杯!?
「バカ!!!」


「はあ??」


いつの間にか大杉に
抱きしめられていて、
耳元で叫ばれた。


「自覚が足りない。
今日は絶対に俺の傍から
離れるなよ。」


「うん。」


「他の組の連中が来て、
絶対にお前を奪うやつも
現れるから。」


「そうかな?」


私は不思議に思う考えも
無いまま大杉に、
私の唇は塞がれた。


「おか・・」


「黙って。」


段々激しくなるキスに、
着いていくだけで
精一杯な私。
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