純情乙女の昼下がり
私の方を見ようともせず、彼はプリンターのカバーを外しながら淡々と答えた。

「こいつが古すぎて、わかるのが俺しかいないんだよ。早く買い替えてくれない?」

「……」

…マジですか。
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