爆走★love boy2
「さっそく、あの下着つけてきた?」



耳元でそう聞かれて、私は小さく頷いた。


「着け心地はどう?」



「う~ん……なんか窮屈」



せっかくナナミが選んでくれたのに失礼かとも思ったけれど、私はすなおにそう言った。



「そっかぁ。


ま、今までつけたことのない感じの下着だもんね。


でも、すぐになれるよきっと」



そうかなぁ……。



すぐ、なれるかなぁ……。
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