傷の行方
私はただ謝って


「大事なのは今だよ」と言った



もうお互いに過去はみないで



前に進んでいこう



どんなことがあっても



手を差し伸べたり



優しくしないで



別々の道を歩んでいこう



もし過去を思い出すとしても



今と未来にいいものを



思い出して生きていこう



この素敵な思い出は



私達が生きた大切な証



そして私達はそれから



会うことはなかった



時々思い出しては


元気にしているだろうか?



今幸せだろうか?と



思ってしまって


苦しくなったりしていた




< 129 / 210 >

この作品をシェア

pagetop