傷の行方

家族への想い

私はびっくりした


「それで来たの?」というと



「そういうことだな 俺じゃ迷惑だった?」



と笑っていた



私はひたすら謝った


すると彼は


「謝るのは俺にじゃない



お母さんにだよ



俺もどうでもいい女だったら



お願いされても来ないし



追い帰されると思ってたくらいだし



心配してるよ



お前のお姉ちゃんも



お前の弟も


俺もね」



と言った



私は家族に心配をかけて



周りに心配ばかりかけて



私は一体何をしているのだろう



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