傷の行方
同棲している彼も


「休んだ方がいい


いっそその会社辞めた方がいい」と言ってくれた



悔しかった


休職と言っても


少し休みをもらった


その間も私は過去にやり遂げた


仕事の利益が会社を救ったくらいの


金額だったから


給料はもらえた


上司も賛成してくれた


そして私は現場を離れた


結局追い出されたようなカタチになってしまった


でも仕方がない


「許すこと」はとても大事なことだ


現場に復帰すべく


私は生活リズムを変えずに


必死に電車に乗れるように


人ごみに慣れるように


「失敗の一回目と二回目は同じではない」


アーティストが言ってくれた言葉だ

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