昼間の公園はまだ子供が元気に遊んでいた。

「着いたね」
「うん・・・で?なんで学校さぼってんの?」
彼は少し微笑んで静かに聞いてきた。
そのとき、あたしは彼が”好き”だっともっと強く、強くおもった。

「うん・・・それよりさ・・・なんで学校辞めたの・・・」

顔を伏せていった言葉はあたしの今の気持ち。彼は・・・どう思ってるのかな・・・。

「それはッ・・・いえない・・・」

彼から出てきた言葉はとても切なくて、今のあたしには耐えたれない、すごく重みを持った言葉だった。
どこか切なげな彼の表情で、聞いてはいけないって思ったけどどうしても聞きたくて・・・

「なんで言ってくれないの?あたしね・・・翔がいなくなったらどうしていいか・・・わかんない。翔がいたからこそ、あたしは楽しく学校にこれた」


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