第六章 余命半年
          ~翔~




あれから半年、いまも俺達の関係は終わっていない。
俺には新たに苦しみが増えた―――




病気が進行してきて、痛みが出だしたんだ・・・検査の回数も増え、今まで以上に苦しい生活になった。


一時期は倒れたりして、みんなに心配をかけた。




そのたびに、楓がおれを励ましてくれた。



俺の余命も、あと半年になってしまった。



命のともし火が消えかかっている事に自分でも気がついてきている。




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