不良達の姫様。・.*





はあ?
分かんねぇのかよ!

あたしが大きな溜息を着いた瞬間、

ボンっ
ポンっ

「「はい??」」

頭に軽い衝撃が渡った。


上を見ると、

「テメェら!
人の話聞いてたかっつーんだよ!」


え…?

あたし達?って今授業中だったの?


「ちょっと待て!」

前の子がいきなり大声を上げたかと思ったら、
先生(?!)らしい人に、叫んだ。

「今の勘違いじゃなかったら、俺はボンっで、
コイツはポンっだったような気がすんだけど!」


確かに、あたしの時は軽く叩いていたような。

……でも、それがなんなの?


すると、目の前の赤髪に、再びげんこつが下った。





< 41 / 239 >

この作品をシェア

pagetop