桜ノ籠 -サクラノカゴ-


私は、そう告げるのが精一杯で、制服のまま、外へと飛び出した。


青磁先生の呼び止める声が聞こえたけど、

聞こえないふりをした。


どうしても、
あの女の人と青磁先生がいる家には、
いたくなかった。




この感情は、
この想いは、


なに?



わからない事ばかりで、私はあてもなく、走り続けた。





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