光~HIKARI~
その夜、1本の電話が鳴った。



パパが出る。


「はい。ありがとうございます。では、失礼します」。


そう言うと電話を切った。



「パパ、就職決まったぞ!!!!!」



その瞬間、みんなはやっぱり、おあばぁちゃんは見ててくれてると言って、大喜びした。





次の日、奏は幸せな気持ちで東京にもどった。






大橋家に光が見え始めた、そんな11月のこと。









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