愛し
#3


→次の日



゙あはははははば


「那智ーメールきてるー」


「今洗い物で手が離せないから読んで」


椿はソファーでテレビを見ていて、
僕は朝ごはんの片付け中。
まぁ…いつもの休日。


「ハイハイ…
えーっと

゙那智ーごめん!
待ち合わせ場所まで
行けそうにないから、
家まで来て゙

って…
奈由ちゃんとどっか行くの!?」


あぁ、
めんどくさ…
奈由ん家遠いんだよな…


「んー、めんどくさい」


あ、そいや近道あったな
でも、あそこ今でも通れるかどうか…

近道を考えていたら、
洗い物がやっと終った。


「那智…」


「ん?」


「どうしても行かなきゃだめ?」


「何どしたの?」


「せっかくの休日なのに…」


゙ぎゅ゙

と 椿を後ろから抱きしめた。


「明日はなんでも椿に付き合うから…な」


「なんでも…ね
了解、行ってらっしゃい」

「ん、じゃ行ってきますー」
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