濡れた体温ごと奪って-Ⅱ-


「これだけ言っても、まだ腑に落ちねぇなら…帰って胸を貸せ」


「…っ…え……胸?」


「お前の胸で今日あった出来事の疲れを癒してくれ」


「…な、なんでそうなるの//」


「何かしてぇんだろ?まぁ…そん時は胸だけじゃあ済まなくなるがな」


「…も、もうっ」


「ハハハ。俺、日に日に変態野郎になってってるな」




翔ちゃん…わかってるよ。


冗談を言って、面白い事を言って…私の気を紛らわせてくれてるんだよね。


ありがとう、翔ちゃん。



< 83 / 256 >

この作品をシェア

pagetop